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[BOOKデータベースより]
宮沢賢治が、中国の辺境にあたる西域に、きわめて強い関心を抱いていたことは、疑いがない。それは、西域史の研究でも、宗教学のためでもなく、あくまで仏教への憧れ、憧憬の地としてのほかなにものでもなかった。賢治には人生の転換期に、一生を支配するほど法華経との出会いがあった。身体のふるえが止まらなかったほど、運命的なものだった。
1 西域―沙漠と草原の国(西域童話三部作;賢治と法華経;賢治作品にみるガンダーラ)
2 西蔵―賢治曼茶羅(インドの唄―須弥山とインド四大河の源流;インドラの曙光;青の陶酔―トルコ石)
3 印度―賢治とジャータカ物語の世界(「十力の金剛石」と宝石の話;賢治版の「ジャータカ物語」)
4 中近東―賢治とアラビアン・ナイトの世界(賢治の中の千一夜物語―アラジンとシンドバード;チューリップの盃―ペルシアの詩との出会い)