- 天の火をぬすんだウサギ
-
- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 1987年11月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784566002708
[BOOKデータベースより]
むかしむかし、この地上に、火がなかったころ。冬の寒さにふるえる動物たちは、高い山にすむ天の人のところから、火をぬすんでこようと、相談しました。天の人たちは、動物に、火をわけてくれなかったからです。ウサギが、出かけることになりました。さてこのつづきは?北米インディアンの「火のおこり伝説」に「なぜ動物がそうなった」の話を加えた楽しい絵本です。
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まだ地上に“火”がなかったころのお話。
どのようにして地上に火はやってきたのかという神話です。
寒々とした地上に嫌気がさして
天上に住む人(神さま?)からなんとかして火をもらいたいと思った賢いうさぎと様々な動物たちが奮闘するのですが
お話の中でシカや七面鳥などがなぜ今のような姿形になったのかといういわゆるルーツのお話も織り込まれていてすごく興味深いです。
解説にも書かれていましたが
“人間が生きるためには 人間以外の自然から助けてもらわないといけない”という北米インディアンの自然や動物たちに対する考え方には感動してしまいました。
先人の知恵には大いに学ぶところがありますね。(さえら♪さん 30代・大分県 女の子4歳)
【情報提供・絵本ナビ】