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[BOOKデータベースより]
迢空の短歌は、日本の風土に育まれた日本人の生活意識の底から汲み上げられた感情の霊泉である。それはまた、日本語と短歌形式の親和力の深さを如実に示している。『海やまのあひだ』から『倭をぐな』まで既刊六冊の歌集、計３３００余書を全て完本で収め、更に歌集未収録歌２７００余首を併録。
海やまのあひだ
春のことぶれ
水の上
遠やまひこ
天地に宣る
倭をぐな
拾遺