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[BOOKデータベースより]
『大鏡』は平安朝への訣別の書であると共に、中世文学の開幕を予告する書である。『伊勢物語』が発見したみやびは『源氏物語』のもののあはれに発展し、長く王朝の生き方となった。その優美な平安的振舞いを否定してこの歴史物語が新しく生みだしたこころたましひは、激しく行動する逞しさを身上とする。次代の精神として開花する兆しがここにうかがわれる。藤原道長を頂点とする平安貴族たちの生き方に新しい人間像を読み解く。
序章 万寿2年のこと(物の怪の叫び;男の目)
第1章 「みやび」のころ(風流貴族のなげき;天神の怒り;胸に打つ釘)
第2章 「もののあはれ」のころ(上)(后のねたみ;「あまがへる」;帝王の「くるひ」)
第3章 「もののあはれ」のころ(下)(敗者の気位;勝者の備わり)
終章 「こころたましひ」のころ(別れの拍手)