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- 中世の愛と従属
-
絵巻の中の肉体
イメージ・リーディング叢書
平凡社
保立道久
- 価格
- 2,456円(本体2,233円+税)
- 発行年月
- 1986年12月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784582284560


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[BOOKデータベースより]
本書は、表題を『中世の愛と従属』としたように、中世の絵巻における「愛」と「従属」の表現を分析したものである。個人の感情に根ざす「愛」と、社会的関係の中での「従属」は、何ら関係のないものと見ることもできる。しかし、絵巻を見るかぎり、中世の「愛」と「従属」は、どちらも直接に人間の生身の「肉体」に深く関わる世界であり、その点で、共通する姿をもっていた。
第1部 主人と従者(娘の恋と従者たち―『粉河寺縁起』を読む;「大袋」の謎を解く―領主の暴力と拘禁;「やれ打つな蝿が手をする…」―中世民衆の拝礼の作法;甕と壷の風景)
第2部 「愛」のかたち(さまざまなオンブ;匂いと口づけ;出産の情景―巫女・ウブスナ・後ろ抱き)
第3部 塗篭と女の領域―『松崎天神縁起』の後妻と「まま子」