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[BOOKデータベースより]
筆者は従来中国における経学思想の発生、発展そして滅亡の歴史の研究を心がけてきた。康有為、章炳麟は、それぞれ今文学派、古文学派を代表する最後の人物であるといえる。私は2人に関して長年研究を続け、前後して『章太炎政論選集』(中華書局、1977年)、『章太炎年譜長編』(中華書局、1979年)、及び『康有為政論集』(中華書局、1981年)を出版した。また他に何篇かの論文を発表したが、本書はこれらの論文中から選んで出来上がったものである。
第1部 康有為―今文経学と世界大同の世(再び康有為と今古文との関係について;『大同書』の思想的本質;『大同書』の草稿とその執筆年代;康有為『新学偽経考』試論;康有為と保皇会)
第2部 章炳麟―古文経学と排満革命思想(章炳麟の断髪と「辮髪を解く」の一文;『〓書』の改訂から見た章炳麟の思想的変遷;章炳麟と館森鴻;岸本能武太著・章炳麟訳『社会学』;亜州和親会について;章炳麟の「投壺関与」;章炳麟の孫文追悼詩の信憑性)