日本と発展途上国

勁草書房
大川一司　

• 価格: 5,500円（本体5,000円＋税）
• 発行年月: 1986年04月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784326930661

内容情報

[BOOKデータベースより]

序論　概観と政策含意
第１部　初期条件と過渡成長の概観（第１章　タイと日本との比較経済史的研究―１８５５〜１９１４年；第２章　経済発展の歴史的パースペクティブ―日本，韓国，台湾）
第２部　農業発展（第３章　土地資源制約と農業成長―日本，台湾，朝鮮，フィリピンの歴史的比較；第４章　カッサバ生産における技術革新とコロンビアの小農経済）
第３部　工業技術の選択（第５章　技術選択の決定要因―インドと日本の綿業；第６章　日本綿紡績業における労働力の質とその需給について―インドとの比較による１つの評価；第７章　鉄鋼業における輸入技術―ブラジル，インド，日本の比較分析）
第４部　部門間の資金の流れと金融（第８章　部門間交易条件の変化とその労働移動に及ぼす影響；第９章　農業からの資源移転―日本とインド；第１０章　銀行組織に対する政府信用供給―１９世紀の日本と戦後フィリピンの農村銀行；第１１章　フィリピンの民間国内商業銀行，１９４６〜８０年―日本の歴史的経験に照らして）
第５部　外国貿易と発展（第１２章　発展途上国の工業品輸出化―タイの繊維産業と日本の歴史的経験；第１３章　商社活動と貿易拡大―日本，韓国，タイ；第１４章　市場規模と垂直分業―アジアにおける自動車部品工業の発達をめぐって）