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しずかさんは12才になる女の子をもつお母さん。母であり、フリーのコピーライターでもあり、幼いころに親を亡くして苦労したはずなのだが、普通の人がイメージするような30代後半の女性ではありません。
娘の方がよほど大人びていて、どっちが親なのかわからない珍騒動が日常茶飯事。夫のケンタ氏、娘、親類の人やご近所の皆さんを巻き込んだ日常は、いつもしずかさんの奇天烈な発想でもって、みょうちくりんな展開になっていき…
明るく楽しく笑えるけど、大事なことをしっかり考えさせてもくれるお話。
後書に、筆者が白状していますが、角野さん自身も「あたりまえのことがわからない」タイプの母親をやっていたとのこと。そんな自分の姿から着想を得たこのお話は、登場人物の個性や気持ちの動きが実に生き生きとしていて、現実味があるけど、やっていることは破天荒という、両極端な世界を同時に体験できる珍しいお話です。洒脱な文章から、都会の素敵な雰囲気と、爽やかで新鮮な空気が伝わってきます。いつまでも新鮮味を失わない筆者の、真骨頂が味わえる素敵な一冊です。
現役母親の人や、主人公と同じ年代の人が読んでもいいが、なかなか読み応えがあるので、大人でも十分に楽しめます。
ユーモアや笑いが好きな人、変な家庭を見てみたい好奇心溢れる人、あらゆる人に読んでも頂きたいと思います。(渡”邉恵’里’さん 30代・東京都 )
【情報提供・絵本ナビ】