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[BOOKデータベースより]
由緒ある家に生まれ、容姿・才芸にひいでた主人公は、大内に宮仕えする身から、最後、大坂玉造で巷を徘徊する惣嫁にまで落ちぶれてしまった。もう化粧で老をかくしても誰も見むきはしない。作者は、一人の女の遍歴するさまざまな売色的職業を描写することによって、元禄期の社会、そしてその中を生き抜いた女たちの実像に迫ろうとする。