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- ごきげんならいおん
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福音館書店
ルイーズ・ファティオ ロジャー・デュボアザン 村岡花子- 価格
- 1,210円(本体1,100円+税)
- 発行年月
- 1982年05月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784834000214
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福音館書店
ルイーズ・ファティオ ロジャー・デュボアザン 村岡花子
フランスのある町の動物園に、ごきげんならいおんがいました。毎日、飼育係の息子のフランソワや、デュポン校長先生や、パンソンおばさんや、町の人みんながごきげんならいおんに挨拶してくれます。ある日、ごきげんならいおんは、らいおんの家の戸が開いているのに気付き、いつも挨拶してくれる町の人達に、自分から挨拶しに行くことにしました。ところが、町の人達はごきげんならいおんに会うと大声をあげて逃げていきます。町は大騒ぎになり、消防隊も出動し、ごきげんならいおんに近づいてきます。そのとき後ろでフランソワのかわいい声がします。「やあ、ごきげんならいおんくん」逃げ出さずに声をかけてくれる友達に会って、ごきげんならいおんはとてもごきげん。二人で動物園まで歩いて帰ったのでした。
英語のタイトルがどうなっているのか知りませんが、
このライオンの動作をごきげんととるのかちょっと違和感を感じてしまいますが、
なんとも言えないほんわかした気持ちになりました。
なんといっても最後のフランソワの言葉や態度に救われます。
実際にライオンが出てきたら怖いですけど、
でもこんなふうに思っているライオンもいるかもしれませんね。
そんな時、心を傷つけたら、ますます怒ってしまいそうな気もして、
それは人間も一緒なのかもしれませんが。
子どもの行動の裏にはいいことをしようとしているのに
頭ごなしに否定したり怒ったりしないようにしようと
反省しました。(まことあつさん 30代・東京都 男の子6歳、男の子3歳)
【情報提供・絵本ナビ】