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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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- wa-i
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読んでおきたいもの
これは史学を志す者が最初に読む書物ですね。
E.H.カーが1961年にケンブリッジ大学で行った講義をまとめたもの。
歴史好きな人も読んでおくといいと思います。
その書かれていることの全てが正しいとは、私は思いませんが、でも、基本となるものだと思います。
日本では司馬遼太郎や塩野七生が書いた歴史小説をそのまま真実だと鵜呑みにしている人も多いように思います。彼らは歴史家でもないし、その著書は歴史書でないことはもちろん、彼らの主観、嗜好によってつくられた物語です。本書は、そういうことも考えながら読んでほしいですね。
[BOOKデータベースより]
歴史とは現在と過去との対話である。現在に生きる私たちは、過去を主体的にとらえることなしに未来への展望をたてることはできない。複雑な諸要素がからみ合って動いていく現代では、過去を見る新しい眼が切実に求められている。歴史的事実とは、法則とは、個人の役割は、など歴史における主要な問題について明快に論じる。
1 歴史家と事実
2 社会と個人
3 歴史と科学と道徳
4 歴史における因果関係
5 進歩としての歴史
6 広がる地平線