[日販商品データベースより]
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100万年も しなない ねこが いました。
100万回も しんで,100万回も 生きたのです。
りっぱな とらねこでした。
100万人の 人が, そのねこを かわいがり, 100万人の 人が, そのねこが しんだとき なきました。
ねこは, 1回も なきませんでした。
読むたびにちがう気持ちになる、りっぱなとらねこの、ふしぎな物語。
●週刊朝日書評
「これはひょっとすると大人のための絵本かもしれないが、真に大人のための絵本ならば、子供もまた楽しむことができよう。それが絵本というものの本質であるはずだ。そして『100万回生きたねこ』は、絵本の本質をとらえている。」
●日本経済新聞「こどもの本」書評
「 このとらねこ一代記が、何を風刺しているかなどと考えなくても、すごいバイタリティーをもって生き、かつ死んだ話をおもしろいと思ってみればよいと思う。上級から大人まで開いてみて、それぞれに受けとめられるふしぎなストーリーでもある。飼い主へのつながりが無視され、前半と後半が途切れているようで、みていくとつながってくるふしぎな構成である。」
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ユーザーレビュー (28件、平均スコア:4.9)
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あおひなレストラン
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考えさせられる
これは大人向けのテーマですね。考えさせる「余白」が多く残されているように思います。
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HonyaClub.comアンケート
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「クリスマスに贈りたい本 2013」レビューコメント
私もりっぱな野良猫になりたい。(本矢蔵武/男性/40代)
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HonyaClub.comアンケート
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「クリスマスに贈りたい本 2013」レビューコメント
甘い言葉や感謝の言葉なんて照れくさくて言えないので、この本を贈ることによって、相手に思いが伝わればいいなと思います。(ミナガワ/女性/20代)
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HonyaClub.comアンケート
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「クリスマスに贈りたい本 2013」レビューコメント
何度読んでも、感じるものがある。(non/男性/40代)
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HonyaClub.comアンケート
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「クリスマスに贈りたい本 2013」レビューコメント
心が温かくなるお話なので、クリスマスにぜひ。(syamabo./女性/40代)
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HonyaClub.comアンケート
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「クリスマスに贈りたい本 2013」レビューコメント
感動間違いなし(ちきろう/男性/40代)
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HonyaClub.comアンケート
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「クリスマスに贈りたい本 2013」レビューコメント
なんだかジーンときます。(マッキー/女性/30代)
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【きっかけの1冊】 愛の強さと怖さ生きる意味につて。
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【いつもの1冊】 いつ読んでも気持ちが洗われます。
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【その他】 悲しみををしらない自分だけのことが好きな猫。100万回の輪廻転生を繰り返すが100万回目にして初めての悲しみと愛を知るという物語。この作品に出会ったのは20歳超えてからだったんですが、絵本と思って侮る無かれ、人の心を打つ作品っていうのはジャンルを問わないものですね。本当に良いと心から思える絵本です。読み終わったあとに僕はいつも涙がこみ上げます。悲しみの涙ではなく、幸せの涙が。この作品って最終的には主人公が死んでしまうんです。それでも良かったって思えるんです。人が生きていく中で、本当に大切な物や失いたくないもの、それに気づかせてくれる。そんな作品じゃないかな。
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【その他】 主人からもらった最初の贈り物がこの本でした。私が読んで、2人の子供も読んで大きくなりました。成長とともに読み返すと、感じ方も変わる味わい深いストーリーです。たった一度きりの人生を送る私たち。死ぬことなんかへっちゃらだったねこの最後の一生に、私たちは何を思い、どんなことを感じるのでしょうか・・・。心にしみる美しい絵本です。
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
初めて絵本で泣かされました。先日久しぶりに読みましたが、号泣。今年は舞台化という事もあって楽しみです。
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
小さいころ、母に読んでもらった時に、母がポロポロ涙を流しながら読んでくれたことが今でも印象に残っています。その時の私には涙が出るほどの感動がわからなかったのですが、大人になり改めて読むと母の涙の理由がわかったように思います。自分に子供ができたなら小さいころから読み聞かせたいと思った1冊です。
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
これは大人のための絵本です。大切な何かを教えてくれる一冊です。
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
雑貨屋でディスプレイされていたのを何気なく読んだら引き込まれた本。子供に読み聞かせする度に、深い感慨に浸っています。
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
子供の頃に読んだときはそれほど印象に残らなかったのですが、家族を持って、こどもと読んだときに、とても深い「愛」を描いていることに気付き、感動した1冊です。
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
愛ってこういう事なんですね。
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匿名希望
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愛
読む度に生きること、愛することについて考えさせられる本です。
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マカロン
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生きる意味
ただ生きるのではなく、
どうして生きるのかって、やっぱり大事なのかな。
ねこにとっての、大切な生きる意味が見つかったんですね。
大人でも感動するし、
子供にだって感じるものはあると思います。
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猫町
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それでも生きる
生きているようで、実は生きていない人はいったい何人いるだろうか?
どんなに生きているつもりでも生きていないのかもしれない。
その答えが分かる時は、自分が死を迎えたときだなんて、
ちょっと悲しい。
それでも、いや、それだからこそ生きるんだ。
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Honya Clubアンケート
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クリスマスに贈りたい本(オススメコメント)
満足のいく一生ならば、百万回も生きなくても、一度きりで構わないと思ってしまいます。(たこにゃん)
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Honya Clubアンケート
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クリスマスに贈りたい本(オススメコメント)
生きる意味について子どもなりに何か感じるはずです。子どもにぜひ読ませたい本です。(きいき)
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Honya Clubアンケート
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クリスマスに贈りたい本(オススメコメント)
絵本ですが、とても深い深い愛の話だと思います (どじみ2号)
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Honya Clubアンケート
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クリスマスに贈りたい本(オススメコメント)
生きるうえで大切なことを教えてくれる。(poh)
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Honya Clubアンケート
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クリスマスに贈りたい本(オススメコメント)
「愛する」ということの大切さを教えてくれます。(アポロ)
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Honya Clubアンケート
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クリスマスに贈りたい本(オススメコメント)
生命を感じた。(るうしぇ)
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Honya Clubアンケート
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クリスマスに贈りたい本(オススメコメント)
大人になって読んでも感動出来る(ニニル)
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pirata
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子どもよりも大人向けの、「幸せ」を考える絵本
100万回いきて生まれ変わっても、誰も愛さず、ちっとも幸せではなかった猫が、初めて飼い猫ではなく野良猫に生まれたときに白い猫に出会って恋をして、初めて自分より大事なものを知る物語。
「ねこは だれよりも 自分が すきだったのです」というくだりや、しろいねこが死んで動かなくなって100万回泣くシーンは、とても猫とは思えません。ひとの物語です。
そのねこは、100万回も死んで、100万回も生きたのです。ある時は船のりのねこ、ある時はサーカスの手品つかいのねこ、どろぼうやおばあさん、小さな女の子のねこにもなりました。彼らはみんなねこを可愛がり、ねこが死ぬと泣きます。でも、ねこは1回も泣きませんでした。ねこは飼い主なんか嫌いだし、死ぬのなんて平気。自分のことが大好きだから、誰のねこでもない、のらねこになったのを喜んだのです。何度も生き死にを繰り返したという驚きの話にふさわしく、堂々とした立ち居振る舞いと、立派なひげ。そして美しい緑色の目が強く印象に残る彼の風貌。ただの一度も悲しんだことのなかったその人生、でも決して悔いている様にも見えません。ところがそんなねこの生き方を大きく変貌させる出来事が起こるのです。それは白く美しいねことの出会いで……。絵本の中で何度も語られる「100万回生きた」ねこのそれぞれの人生。どれも物語があり、簡単に通り過ぎることが出来ないくらい想像が膨らんでいきます。それでも最後の物語が全く違うのは、彼が知らなかった感情を知ってしまうから。大きな真実に気づいてしまうから。それは一体、幸せなことだったのでしょうか。その全く穏やかで豊かになったねこの表情を、読者は自由に読み解きながら、好きなように解釈していく、そんな楽しみがこの絵本にはあります。読み終わった時に何を思うのか。その時浮かんできた「自分の言葉」、大切に残していってくださいね。
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
100万回も生き返っていろんな飼い主に愛されてきた経験を持つねこですが、
これまで一度も、自分を好きになったことがなかった。
何回も生き返ったあげく、自由なのらねこになったねこ。
自分が愛した、たった一匹のねこに愛されたねこは、
その後もう、生き返ることはありませんでした。
だれかを愛せるというのは幸せなことだと
この本は教えてくれます。
それは、夫婦でも、親子でも、同じこと。
絵本ですが、大人向けの深いお話です。
3歳の息子はもちろん、
この本にそんな深い意味があるとはつゆ知らずですが、
ただ猫が何回も生き返り、
いろんな飼い主が現れては消えていくという
変化を楽しめたようです。
そして、最後にねこが大好きになった白い猫がいなくなって、
ねこが本当に始めて悲しくなったということも、
ちょっと分かったみたい。
(ムスカンさん 30代・東京都 男の子3歳)
【情報提供・絵本ナビ】