- マイノリティデザイン
-
「弱さ」を生かせる社会をつくろう
ライツ社
澤田智洋
- 価格
- 1,870円(本体1,700円+税)
- 発行年月
- 2021年01月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784909044297

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[BOOKデータベースより]
弱さを受け入れ、社会に投じ、だれかの強さと組み合わせる―。第1回HEROs AWARD受賞!
第1章 マイノリティデザインとは何か?―広告から福祉へ。「運命の課題」との出会い(最初は営業マン、お得意様の「お金の使い方」を決める仕事;生まれたときから僕は「部外者」だった ほか)
[日販商品データベースより]第2章 才能の使い道を、スライドさせよう。―本業の外へ。マスではなく、ひとりのために。ファストアイデアよりも、持続可能なアイデアを。(義足をファッションにした「切断ヴィーナスショー」;「制約」を「翼」に変えるのが、クリエイターの仕事だから ほか)
第3章 運動音痴がつくった「ゆるスポーツ」―「弱さ」から始まる楽しい逆襲(目の見えない息子と公園に行っても、太鼓を叩くことしかできなかった;スポーツって、なんでこんなに選択肢が少ないんだろう? ほか)
第4章 自分をクライアントにする方法―企画書を自分宛に書いてみよう(大切な人が思い浮かばないわたしは、どうすればいいんですか?;矢印を「外へ遠くへ」ではなく「内へ近くへ」 ほか)
第5章 マイノリティデザインのつくり方―秒単位の「暇つぶし」ではなく、長生きする「生態系」を(持続可能なアイデアのつくり方をだれも教えてくれなかった;秒単位の「暇つぶし」ではなく、成長していく「生態系」そのものを ほか)
「澤田さんには、目の見えない息子がいる。僕はそれを、うらやましいとさえ思った。」
佐渡島 庸平氏(コルク代表)
日本テレビ「シューイチ」、NHK「おはよう日本」などにたびたび出演。SDGsクリエイティブ総責任者ヤーコブ・トロールベック氏との対談をはじめ、各界が注目する「福祉の世界で活躍するコピーライター」澤田智洋。
苦手、できないこと、障害、コンプレックス=人はみな、なにかの弱者・マイノリティ。
「弱さ」を起点にさまざまな社会課題を解決する仕掛け人が、その仕事の全貌をはじめて書き下ろす。
・福祉器具である義足をファッションアイテムに捉え直した「切断ヴィーナスショー」
・視覚障害者の「足」と寝たきりの人の「目」を交換する「ボディシェアリングロボットNIN_NIN」
・過疎化地域への移住を劇的に促進させたPRプロジェクト「高知家」
・ユナイテッドアローズと立ち上げた、ひとりの悩みから新しい服をつくるレーベル「041」
・運動音痴でも日本代表選手に勝てる「ゆるスポーツ」etc…
【すべての「弱さ」は、社会の「伸びしろ」】
あなたが持つマイノリティ性=「苦手」や「できないこと」や「障害」や「コンプレックス」は、克服しなければならないものではなく、生かせるものだ。
弱さを受け入れ、社会に投じ、だれかの強さと組み合わせる──。
これがマイノリティデザインの考え方です。そして、ここからしか生まれない未来があります。
この考え方と実践方法を、僕と同じクリエイターに、そしてすべての働く人たちに共有したい。