[BOOKデータベースより]
ゆっくりだっていいんだよ。おたまじゃくしのおっぽがのこったちいさなマルマくんが、ゆっくりゆっくりかえるになるまで―美しい銅版画の絵本。
[日販商品データベースより]おたまじゃくしのおっぽがのこった、ちいさなマルマくん。うまくおよげなくて泣いていると、はすバスに乗ったがませんせいがやってきて、特別授業をしてくれます。うきわと水中めがねを装着して、泳ぎかたをならいます。マルマくんたちはゆっくりゆっくりかえるになって……。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- くまの子ウーフのたからもの
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2022年10月発売】
- とおくのしんせきより ちかくのねこ
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2023年06月発売】
- ぼくのでんしゃでんしゃ!
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2014年11月発売】
おたまじゃくしから、かえるへと成長してゆく、
マルマくんの“がんばり&あったか物語”です。
成長の速さって、色々ですよね。人間の子どももそうですけど
月齢が一緒でも、みんなが同じことができるようになっているとは限りません。
マルマくんは、おたまじゃくしの名残りのおっぽがなかなか消えず、
他の仲間のように上手に泳ぐことができません。
仲間にバカにされ、泣いているマルマくんに、がませんせいがそっと手を差し伸べてくれます。
そして、同じようにおっぽが残ったままで泣いていたキーヨくんとルビーちゃんも一緒に、がませんせいから泳ぎのレッスンを受けることになりました。
がませんせい、本当に素敵な先生ですね。優しくて、あったかくて。
「ゆっくりだって いいんだよ」
「こまったことは すこしずつ すてきなことに かわっていくよ」
これは、がませんせいの言葉です。
どちらの言葉にも、マルマくんたちの成長を温かく見守る
がませんせいの気持ちが一杯こもっていて、
じんわりと私の胸にも沁み込んできました。
困った時、手を差し伸べてくれる誰かがいる。
がんばっている時、それを温かく見守ってくれている誰かがいる。
それって、人が「成長」する時にも、欠かせない要素の一つだなーって
この絵本を読みながら再確認しました。
楽しくがんばるマルマくんたち。
どこかユーモラスな授業風景。
のどかな池の様子。
銅版画の美しい絵が、それらを何とも魅力的に表現しています。
銅版画と言えば、色の無いイメージだったのですが、
こんなにカラフルで美しい絵になるんですね!
この春1年生になったうちの子が、最近にしてはめずらしく、
何度も何度も「読んで♪」とこの本を持ってきます。
彼も今、大きく成長しようとしている時期なんだろうなーと思います。
きっと子どもなりに共感できる部分が、
この絵本の中にはたくさんあるのでしょうね♪(R☆さん 40代・北海道 男の子10歳、男の子7歳)
【情報提供・絵本ナビ】