- サラ・ベルナール
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- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2021年10月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784591171271
[BOOKデータベースより]
19世紀のフランスのパリで生まれたサラ・ベルナールは18歳のときに舞台女優としてデビューを果たします。フランス国内で人気を集めたあと、自らの劇団を設立し、ヨーロッパ全土、アメリカなどを巡業して成功をおさめます。さまざまな困難を乗りこえ、生涯をかけて舞台に立ち世界初の国際的なスターとして輝きを放ち続けました。
序章 世界をとりこにしたスター
第1章 花の都に生まれて
第2章 舞台デビュー
第3章 世界でいちばんの女優
第4章 ベル・エポック(美しき時代)
第5章 それでもなお
ためになる学習資料室
19世紀のフランス。パリで生まれたサラは、18歳のとき国立劇場コメディ・フランセーズで舞台デビューを果たし、『三銃士』で知られる劇作家のデュマや『レ・ミゼラブル』を代表作にもつ文豪ユゴーらにその演技を賞賛される。その後、自らの劇団を旗揚げしたサラの活躍はフランス国内にとどまらず、ヨーロッパ・アメリカへと進出。情熱的な演技や美しい歌声はもちろん、きらびやかな衣装や舞台演出で大成功をおさめる。文化圏をこえて人気を集めたことから、世界で最初の国際的スターとよばれている。女優としてだけでなく、グラフィックデザイナーのミュシャらをパトロンとして支え、その才能を世に送り出した美のプロデューサー・インフルエンサーでもある。晩年には舞台上でのアクシデントがきっかけで右脚を失うも、生涯舞台に立ち続けた不屈の人。フランスが世界文化の中心だったベル・エポック(良き時代)を象徴する、美の女神サラ・ベルナールの生涯を描く。