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[BOOKデータベースより]
「全盲」から考える社会、文化、人間。目が見えないからこそ見える世界とは。目が見えない人は、目に見えない世界を知っている―。障害当事者という立場から盲人史研究に取り組み、現在は独自の“触文化論”を展開する文化人類学者がその半生と研究の最前線を綴る。
序章 架空対談「目が見えない世界を生きる」
第1章 目が見えない人は、目に見えない世界を知っている
第2章 “触常者”という立場
第3章 盲人史研究から「さわる文化」論へ
第4章 ある当事者団体の挑戦
第5章 触る感動、動く触感
第6章 「触識」のすすめ
第7章 触角人間になろう!
終章 「ユニバーサル・ツーリズム」とは何か