- 野いばら
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日経BPM(日本経済新聞出版本部) 日経BPマーケティング
梶村啓二- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2011年12月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784532171124
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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「感動した本・映画・音楽」レビューコメント
悲恋モノに終わらず、時間や空間の広がり・奥行のある物語。ここ数年なにかと引き合いに出される幕末・明治の時代の人々の気概が、現代という閉塞感のある時代の中にいる私たちに、生きるヒントを与えてくれている気がする。美しい風景が目に浮かぶので、ぜひ映像化してほしい。(ぴーちゃん/女性/50代)
[BOOKデータベースより]
21世紀の英国。静かな田園地帯の丘に波打つ白い花の群生の清清しい香り。150年前、生麦事件直後の横浜で幕府の軍事情報探索の命を受けた英国軍人がいた。彼の日本人女性への秘めた想いが、日本原産の清楚な花を、欧州で蘇らせたのか―妻と別れ心にぽっかり穴のあいた縣和彦が種苗会社のM&Aの調査中、偶然手にしたかつての英国軍人の手記には、吹き荒れる攘夷の嵐に翻弄されながらも、自らの本分をひたむきに貫くしかない多くの名もなき人達が生きていた。手記に心奪われた縣はやがて未来へ一歩踏み出すきっかけを見いだす…グローバリズムの時代を生きる寄る辺なき現代人へ、はかなくて烈しい、時をこえた愛の物語。第3回日経小説大賞受賞。
[日販商品データベースより]幕末の横浜から21世紀の英国へ。匂い立つ白い花の群生は、時の奔流の中で懸命に生きた人々の一瞬を永遠に輝かせる…。グローバリズムの時代を生きる寄る辺なき現代人へ、はかなくて烈しい、時をこえた愛の物語。〈受賞情報〉日経小説大賞(第3回)