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[BOOKデータベースより]
第1章 大学・財団のミッションを支える資産運用―ミッション・ドリブン・インベストメント
[日販商品データベースより]第2章 岐路に立つ大学経営と改革された公益法人
第3章 資産運用に関して海外の経験から学ぶ―何百年もかけて構築された寄付基金の運用手法
第4章 エンダウメント・モデルとは何か?
第5章 日本の大学経営の課題―財政基盤の強化と運用フレームワークの構築
第6章 大学・財団の恒久的資産を支えるための投資方針とリスク管理―長期・分散・累積投資の第一歩
第7章 安定的なリターンを確保するための投資対象―多様化への選択肢
第8章 資産運用高度化のためのアウトソース活用―仕組み改革
最後に―ミッション・ドリブン・インベストメントの発展に向けて
大学には学生の教育や社会経済貢献のための研究、財団には慈善事業のためになどの組織によって様々なミッションがある。そのミッションは長期的、恒久的に実現するものであり、そのためには財政的に支援する資産運用の長期的視点でなされなければならない。
現在の日本の大学は、18歳人口の縮小、大学間競争の激化、公的支援の縮小、経費上昇などの課題を抱えながら、大学教育の質的向上が求められる。
授業料、入学金の拡大が困難ななか、寄付基金を活用した資産運用が大学経営の大きな課題となってきた。
しかし比較すると、数百年の寄付の歴史に基づくエンダウメント・モデルによる資産運用を重ねてきた欧米大学の基金規模がハーバード大学、イェール大学では兆円規模にたっしているのに対して日本では最大規模の慶應義塾大学でも500億円。
欧米の大学では、「寄付募集⇒運用⇒支出の拡大再生産の仕組み」が大学の質的向上と国際的優位を作り出す源泉となっている。
課題解決のキーは、企業改革と同じく大学の運用ガバナンス改革にある。貯めるだけではなく、資産を運用し、ミッションを恒久的に実現するための強固な基盤を築きあげるためのエンダウメント・モデルに基づくベスト・プラクティスを示し、米国大学基金や日米年金基金の資産運用手法を学びながら、日本におけるミッション・ドリブン・インベストメントの提案をする。