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貸出手法の再構築に向けて
東洋経済新報社 小野有人
「失われた10年」を経て、日本経済は息の長い景気回復を続けており、中小企業金融にも明るい兆しがみえはじめている。しかし、大手金融機関を中心に新しいタイプの貸出手法が広がりつつあるなか、従来の延長線上で伝統的な貸出手法にこだわっているだけでは、中小企業金融を生業としてきた金融機関が生き残っていくことは難しいであろう。そこで本書では、中小企業向け貸出の「型」(タイプ)に着目した。リレーションシップ貸出と呼ばれる伝統的な銀行貸出、そしてトランザクション型貸出と呼ばれる新しい貸出手法について、欧米での先行事例・研究や中小企業金融に関する統計、さらには内外の実務家へのインタビューなど、さまざまな角度から、「転型期」を迎えている日本の中小企業金融の現状と課題を論じている。
第1章 「転型期」を迎える中小企業金融(中小企業金融の新しい動き;「転型期」を迎える中小企業金融)第2章 中小企業金融にはどのような特徴があるか(中小企業金融の特徴;中小企業向け貸出のビジネスモデル)第3章 リレーションシップ貸出の再構築(不良債権問題の教訓;取引銀行数が多い日本の中小企業;貸出金利水準は適切なのか;担保・保証の積極的役割;リレーションシップ貸出の本当の課題は何か)第4章 中小企業向け貸出の新手法(新しい中小企業向け貸出手法の意義;中堅企業を中心に拡大するシンジケート・ローン;小規模企業を中心に増大するクレジット・スコアリング貸出;普及が期待される動産担保貸出;新しい中小企業向け貸出手法の普及に向けた課題)第5章 中小企業金融の活性化に向けて(中小企業金融における政策の役割―信用保証制度の功罪;結論―中小企業金融の活性化に向けて)
新しいタイプの貸出手法が広がりつつあり、「転型期」を迎えている日本の中小企業金融。その現状と課題を、欧米での先行事例・研究、独自のアンケート調査や統計を駆使し、最新の変化を踏まえて具体的に論じる。
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[BOOKデータベースより]
「失われた10年」を経て、日本経済は息の長い景気回復を続けており、中小企業金融にも明るい兆しがみえはじめている。しかし、大手金融機関を中心に新しいタイプの貸出手法が広がりつつあるなか、従来の延長線上で伝統的な貸出手法にこだわっているだけでは、中小企業金融を生業としてきた金融機関が生き残っていくことは難しいであろう。そこで本書では、中小企業向け貸出の「型」(タイプ)に着目した。リレーションシップ貸出と呼ばれる伝統的な銀行貸出、そしてトランザクション型貸出と呼ばれる新しい貸出手法について、欧米での先行事例・研究や中小企業金融に関する統計、さらには内外の実務家へのインタビューなど、さまざまな角度から、「転型期」を迎えている日本の中小企業金融の現状と課題を論じている。
第1章 「転型期」を迎える中小企業金融(中小企業金融の新しい動き;「転型期」を迎える中小企業金融)
[日販商品データベースより]第2章 中小企業金融にはどのような特徴があるか(中小企業金融の特徴;中小企業向け貸出のビジネスモデル)
第3章 リレーションシップ貸出の再構築(不良債権問題の教訓;取引銀行数が多い日本の中小企業;貸出金利水準は適切なのか;担保・保証の積極的役割;リレーションシップ貸出の本当の課題は何か)
第4章 中小企業向け貸出の新手法(新しい中小企業向け貸出手法の意義;中堅企業を中心に拡大するシンジケート・ローン;小規模企業を中心に増大するクレジット・スコアリング貸出;普及が期待される動産担保貸出;新しい中小企業向け貸出手法の普及に向けた課題)
第5章 中小企業金融の活性化に向けて(中小企業金融における政策の役割―信用保証制度の功罪;結論―中小企業金融の活性化に向けて)
新しいタイプの貸出手法が広がりつつあり、「転型期」を迎えている日本の中小企業金融。その現状と課題を、欧米での先行事例・研究、独自のアンケート調査や統計を駆使し、最新の変化を踏まえて具体的に論じる。