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[BOOKデータベースより]
20世紀後半以降、先進国・途上国・移行経済国を問わず、経済が長期の停滞に落ち込み、なかなか回復できない深刻な状況がみられている。このような長期的な危機は、単に経済の構造的問題だけによって生じたわけではなく、むしろそうした危機に対してとられた政府(または国際機関)の政策自体の問題点、矛盾から引き起こされた危機とみられる。本書は、こうした問題意識の下、先進国―英国、オランダ、イタリア、途上国―インドネシア、中南米(アルゼンチン)、移行経済国―ロシアを取り上げ、危機の背景・内容について再検証を行うことにより、危機に対する解決策としての経済構造改革の必要・十分条件を導出し、日本経済が陥った長期不況・今後の改革への提言を行っている。
序章 国際経済に生じた長期停滞と閉塞
[日販商品データベースより]第1章 長期停滞と閉塞をもたらした病因
第2章 途上国・移行国経済の政策危機―構造危機の一段の悪化
第3章 先進国が陥った政策危機
第4章 危機克服手段としての経済構造改革
第5章 90年代の構造改革シンドロームと政策危機
第6章 構造改革成功の必要条件と十分条件
終章 日本経済へのインプリケーション
経済の長期停滞はなぜ生じるのか。そこから抜け出すにはどのような改革が必要なのか。先進国・途上国が経験してきた長期にわたる不況・危機を構造危機と政策危機とに分け、克服のための必要条件及び十分条件を探る。