[BOOKデータベースより]
御木元玲は著名なヴァイオリニストを母に持ち、声楽を志していたが、受かると思い込んでいた音大附属高校の受験に失敗、新設女子高の普通科に進む。挫折感から同級生との交わりを拒み、母親へのコンプレックスからも抜け出せない玲。しかし、校内合唱コンクールを機に、頑なだった玲の心に変化が生まれる…。あきらめ、孤独、嫉妬…見えない未来に惑う少女たちの願いが重なりあったとき、希望の調べが高らかに奏でられる―いま最も注目すべき作家が鮮烈に描く、青春小説の記念碑。
[日販商品データベースより]音大附属高への受験に失敗した玲は、同級生との交わりを拒み、母親へのコンプレックスから抜け出せずにいた…。歌うことの意味、仲間と声を合わせる喜びに気づき、成長する女子高生たちの姿を描く青春小説。
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音楽科の受験に失敗し、新設の女子高に通うことになった玲。
自分の歌への自信喪失と、世界的なヴァイオリニストの母へのコンプレックスとでがんじがらめになり、何からも距離を置いた日々を送っていた。
しかし、クラス合唱の指揮者に突然指名されてから玲の生活は変わり始めた…。
表題作「よろこびの歌」ほか、合唱をきっかけに交流し、少しずつ変わっていく少女たちを描く。
自分の気持ちは他の人なんかにはわからない、と思う。
特に中高生時代はしばしばである。
でも、他の人の気持ちだって自分にはわからないのだ。
実はみんな同じような気持ちを抱いているのかもしれないし。
意外と周りの人々から見えているものの方が「自分の本質」に近いのかもしれない。
少し日々を生きづらいと思っている女子中高生に読んで欲しい本。(ちひろ。さん 20代・愛知県 女の子0歳)
【情報提供・絵本ナビ】