- 絶対音楽
-
その理念史
春秋社(千代田区)
マーク・エヴァン・ボンズ 堀朋平 西田紘子- 価格
- 5,940円(本体5,400円+税)
- 発行年月
- 2026年06月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784393930533
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[BOOKデータベースより]
音楽の本質とは何か。音楽の効果といかなる関係にあるのか。古代ギリシア神話の奇跡や万物をつかさどる数比の神秘。音楽にまつわる表現・美・形式・自律性・顕示をめぐる中世から近世の議論、ヴァーグナーvsハンスリック、絶対音楽vs標題音楽の論争を経てモダニズムや抽象の美学へ―言葉や感情を切り離し、音そのものへとフォーカスすることで立ち上がった「絶対音楽」の理念をめぐるスリリングな思想史!
第1部 本質は効果〈一五五〇年まで〉(オルフェウスとピュタゴラス;同型的な共鳴)
[日販商品データベースより]第2部 本質と効果〈一五五〇〜一八五〇年〉(表現;美;形式;自律性;顕示)
第3部 本質か効果か〈一八五〇〜一九四五年〉(ヴァーグナーの「絶対」音楽;ハンスリックの「純粋」音楽;リストの「標題」音楽;論争;和解;再考される五つの質)
音楽の本質をめぐる問いの歴史をひもとく壮大なスケールの音楽思想史。音楽そのものに本質をもとめる「絶対音楽」の理念を鍵に、古代ギリシアのオルフェウス神話・ピュタゴラスの数的秩序から、「音そのもの」へとフォーカスしたハンスリックの「鳴り響きつつ作動する形式 t?nend bewegte Formen」へ、2000年以上におよぶ西洋音楽美学の系譜をたどる。
「絶対音楽は、西洋の音楽美学史にあってもっとも影響力ある概念の一つである。それはピュタゴラスから現在に至るまで、音楽とは何か、私たちは音楽にどう反応するのかを考える基盤であった。絶対音楽は芸術のまさに本質であると考える人もいれば、芸術の逃れがたい力を無視して音楽を孤立させるものであると考える人もいる。こうして今なお論争のさなかにある概念の歴史を、本書は描く。」(「序」より)