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[BOOKデータベースより]
本書は、ヒトと微生物との複雑な関係を描いた史実の記録である。読み進むと、20世紀になって急に微生物の存在が明確になったわけでは決してなく、ましてヒトと感染症との闘いに終わりがあるわけでないことがわかる。古代からの観察者の記録が、そして技術の発達の集積が、現代へとつながる医学の進歩を導いてきたのである。その進歩も一直線に発展してきたのではなく、間違った概念が先行し、正統な業績が長く評価されなかった時代があったこともわかる。加えて、当時の社会や政治、芸術、文化などが、医学に限らず、物理学、化学などの自然科学の発達にいかに影響し、微生物学の発展を推進して(時によっては発展を遅らせて)きたかが理解できる。期せずして同時期に、複数の科学者が独自の研究を行い、議論を戦わせながら真理を追究してきたこともわかる。
[日販商品データベースより]微生物学の歴史を年代記としてまとめたもの。その時代の学問的思潮、周辺諸科学の展開、社会的な背景なども取り上げ、興味深く読めるように配慮。本巻は1919年以降1990年までを収録。