- 義経の東アジア
-
- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2021年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784168130915
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[BOOKデータベースより]
十二世紀、中国大陸の宋と金の興亡が、平氏政権を生んだ―。対外貿易で莫大な富を得た「開国派」平氏と奥州藤原氏、農本主義に徹して強固な軍事組織を築いた「鎖国派」源頼朝。東アジアの富と思想の交流、社会経済の転換から、源義経が生きた源平内乱期を俯瞰的に捉え直す。保立道久氏、加藤陽子氏との座談会「『新しい時代区分』が必要だ」を特別収録。
1 義経の東アジア(義経の時代の東アジア情勢;義経登場前夜の日本;源平合戦の国際性;武士道と義経伝説)
[日販商品データベースより]2(異境の表象;朱子学事始―武士の理想像の変容)
3(開かれた日本思想史学へ;歴史を開かれたものに)
特別付録 「新しい時代区分」が必要だ(保立道久×加藤陽子×小島毅)
〈源平合戦の勝敗は、黄金と銭が決した!〉
なぜ、奥州藤原氏は義経をかくまったのか。
なぜ、平清盛は福原に遷都したのか。
なぜ、頼朝は弟義経を殺したのか。
十二世紀、中国大陸の宋と金の興亡が、日本へ膨大な富をもたらし、平氏政権を生んだ。
対外貿易に依存する「開国派」の平氏と奥州藤原氏に対して、農本主義に徹して強固な軍事組織を築いた「鎖国派」源頼朝。
東アジアの富と思想の往来、社会経済の転換から、源義経が生きた源平内乱期を俯瞰的に捉え直す。
巻末には、小島氏、保立道久氏(日本中世史)、加藤陽子氏(日本近現代史)との座談会「『新しい時代区分』が必要だ」を特別収録。
従来の枠組にとらわれず、日本の歴史を文明史的視点で再構成する。