- 古事記講義
-
- 価格
- 744円（本体676円＋税）
- 発行年月
- 2007年03月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784167725037
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 日本霊異記の世界 増補
-
価格：1,430円（本体1,300円＋税）
【2024年08月発売】
- 口語訳古事記 神代篇
-
価格：781円（本体710円＋税）
【2006年12月発売】
- 風土記博物誌
-
価格：2,970円（本体2,700円＋税）
【2022年10月発売】
- 〈怒り〉の文学化
-
価格：4,620円（本体4,200円＋税）
【2023年03月発売】
のマークが目印です。
[BOOKデータベースより]
古事記の神話・伝承は、様々な情報の宝庫である。『口語訳古事記』で記紀ブームの先駆けとなった著者が、四つのテーマからその深みに迫る、初心者にも専門家にも刺激的な集中講義。古事記で語られる伝承の多くは、権力に向き合い、あらがって滅び去る者たちへの共感を抱えている。古事記をより面白くより本格的に味わう本。
第１回 神話はなぜ語られるか（人間の起源―人である草；人間の寿命―木の花のいのち ほか）
第２回 英雄叙事詩は存在したか（歌謡劇と芸能者―抱き合う石人とカニ男；英雄叙事詩と英雄時代論争 ほか）
第３回 英雄たちの物語（戦うヤマトタケル―横溢する少年英雄；彷徨うヤマトタケル―東征譚の女たち ほか）
第４回 出雲神話と出雲世界（出雲神話とは何か；出雲とヤマト―出雲国風土記を通して ほか）
最終回 古事記の古層性