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文春文庫 350―3
文藝春秋 長部日出雄
嘉瀬の桃、こと黒川桃太郎。彼がじょんがらの最初の唸りを発すると、津軽の民衆は一遍に心を奪われたものだった…。昭和6年、酒と賭博に溺れて死んだ津軽三味線大成者の生涯を描き、第69回直木賞を受けた表題作をはじめ、同時受賞作「津軽じょんがら節」他四篇を収録した処女作品集。
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[BOOKデータベースより]
嘉瀬の桃、こと黒川桃太郎。彼がじょんがらの最初の唸りを発すると、津軽の民衆は一遍に心を奪われたものだった…。昭和6年、酒と賭博に溺れて死んだ津軽三味線大成者の生涯を描き、第69回直木賞を受けた表題作をはじめ、同時受賞作「津軽じょんがら節」他四篇を収録した処女作品集。