[BOOKデータベースより]
国語辞典には、「ことば」と「時代」に対する編者の哲学が色濃く現れる。ハンディな小型辞書7銘柄の「辞書の哲学」を徹底比較。保守的、それとも先進的?個性あふれる辞書選びに役立つ、やや辛口の決定版辞書レポート。
第1章 すべては『言海』に始まる
第2章 辞書の「哲学」を読み比べる
第3章 見出し項目に見る哲学
第4章 辞書は「鑑」になれるのか?
第5章 語釈の哲学
第6章 用例からみえる辞書の哲学
第7章 こんなところにも違いがある!
第8章 『広辞苑』の哲学―バランスのよい中型辞書
何気なく買い求め、言葉の手引きとして使う国語辞典。
しかし、個々の辞書には、「ことば」と「時代」に対する編者の哲学が色濃く現れる。
岩波国語辞典、角川必携国語辞典、三省堂国語辞典、集英社国語辞典、新選国語辞典、新明解国語辞典、明鏡国語辞典。ハンディな7銘柄の小型辞典を比較しながら、「辞書の哲学」を徹底比較。カタカナ用語や古語の収録分布の違いから未来形か過去形かを探り、革新性と保守性をもジャッジする。
辞書選びの手引きに、そして深遠なる辞書哲学へのガイドとなる一冊。
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新明解国語辞典、三省堂国語辞典、岩波国語辞典――。ハンディな国語辞典6冊を徹底比較、隠された辞書の哲学が浮き彫りに。