この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 「戦後」の終焉
-
価格:990円(本体900円+税)
【2025年08月発売】
- 昭和陸軍の研究 下
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2025年08月発売】
- 仮説の昭和史 戦前・日米開戦編
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2025年07月発売】
- 封印された日本軍の真実
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2025年08月発売】
- 昭和陸軍の研究 上
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2025年07月発売】

ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
-
北区の太
-
名将と愚将の差は
太平洋戦争で活躍(?)した指導者たちをほぼ同世代の2人(半藤氏、保阪氏)が論じている。この書では、評価の“物差し”を、結果も含めて責任を取ったかどうかという点にしているように思う。人間、完全無欠は人はいないので、名将と言われる人にも欠点・失策はあり、逆に愚将と言われている人にも長所・成功はある。要は、結果をどう受け止め、それを自らが潔く認め反省したか、出来たかということが“物差し”になっているように思う。これは、上から指示する立場の人を評価する際に、重要なポイントである。この“物差し”は、今の組織の評価にも当てはまるのではないか。自らの保身・立身出世だけを考えている人は、上に立つ資格がないし、上の立場に据えてはいけない。間違ってそうしてしまうと、あのような悲惨な出来事(太平洋戦争)が起きてしまうということ。人の処遇はよくよく考えなければならない。
[BOOKデータベースより]
責任感、リーダーシップ、戦略の有無、知性、人望…昭和の代表的軍人二十二人を俎上に載せて、敗軍の将たちの人物にあえて評価を下す。リーダーたるには何が必要なのか。
名将篇(栗林忠道;石原莞爾と永田鉄山;米内光政と山口多聞;山下奉文と武藤章;伊藤整一と小沢治三郎;宮崎繁三郎と小野寺信;今村均と山本五十六)
愚将篇(服部卓四郎と辻政信;牟田口廉也と瀬島龍三;石川信吾と岡敬純;特攻隊の責任者―大西瀧治郎・冨永恭次・菅原道大)