[BOOKデータベースより]
日本人の食生活に欠かせない、良質なたんぱく質のもととなる大豆。しかし、その自給率はわずか7パーセント。「大切な幼い命を守るにはまず、この国の大豆を再興することから」という信念のもと、料理家・辰巳芳子は2004年に「大豆100粒運動」を始めました。幼い子どもにも「まほうのおまめ」、大豆のことを楽しく知ってほしい。そんな願いからこの絵本は作られました。さあ、大豆といっしょに旅に出てみませんか?
[日販商品データベースより]「いのちのスープ」で知られる料理家・辰巳芳子の
「食への思い」をはじめて絵本化しました。
「大豆はいのちを支えるまめです。大豆をまける子になってください」
おばあちゃんがくれた「まほうのおまめ」。
食べられるし、植えられる!
枝豆から変身して、とうふ、なっとう、みそ、しょうゆに――
不思議なおまめと旅する物語。
子どもへ、孫へと贈りたい、食育絵本の決定版!
松本春野の、祖母・いわさきちひろを思わせる水彩画のタッチも魅力です。
全国の小学校3万人にひろがる「大豆100粒運動」や、
3年生の国語教科書「すがたをかえる大豆」の参考資料になるデータも掲載しています。
「豆を播ける子どもを育てておく。人間を育てておくための活動が大豆100粒運動です。日本人は辛抱強い。米と大豆があれば、たいていのことは乗り越えていける。この国が困窮したときに、豆を播ける人間は役に立つ。いつかどこかで芽吹いて、国の力になるでしょう」(辰巳芳子)
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
そのままの豆を食材にすることもあるけれど、加工されて姿を変えた大豆製品のなんと多いことか、改めてびっくりします。
その大豆をより親しく知るための絵本です。
松本春野さんのやさしく描いた大豆物語は、味わい深いので、単なる学習絵本とは少し違って、心にしみてきます。
日本人の生活に欠かせない大豆の大半を外国に依存していることにも驚きです。
後半の重厚な解説も大切でした。(ヒラP21さん 70代以上・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】