[日販商品データベースより]
万物に仏性を見出すひとがいるように、美を欲する心があるかぎり、それはいたるところに顔を出しているのでしょう。
なかば埋もれた美を求め、古今東西の文献を渉猟。日本各地を精力的に取材。
一例をあげるならば松風の音。松籟をもとめて幾度も天橋立、能代に足を運ぶ。
作品の美質は、ロシア文学者・亀山郁夫さんの評「恍惚のノスタルジー 生きる歓び 四季折々の美と歴史が奏でる流離の書。妙なる調べが「ここ」にある」に集約されている感が。
また、各章の扉の西尾喜代子さんの秀歌も興を添えています。
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