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[BOOKデータベースより]
アスレは冷たい雨の中をさまよっていた。船に乗って故郷を離れ、海岸沿いの街ビョルグヴィンで、妊娠中の妻アリーダとともに宿をさがしていた。街に知り合いはおらず、孤独で貧しい17歳の二人を助けてくれる者はいなかった。彼らを支えるのは、出会ったときの幸福な記憶。故郷で行われた結婚式で、アリーダは給仕として働き、アスレはフィドルを演奏していた。この人となら、どんな困難も乗り越えられると思えた。だが、いま、アリーダは出産間近なのに雨に濡れ、疲れ果てている。もう時間がない。決死の思いでアスレが選んだ行動は―。居場所をさがしもとめる恋人たちの人生を描き、北欧理事会文学賞を受賞。ノーベル文学賞に輝くノルウェー人作家の代表作の一つである連作短篇集。
[日販商品データベースより]アスレは不毛な海岸地帯の街をさまよっていた。妊娠中のアリーダを連れ、住居と仕事を探していたのだ。だが、お互いだけが家族の17歳を助けてくれる者はいない。決死の思いの選択は、やがて家族の生に影を落とす。ノルウェーのノーベル賞作家による連作短篇集