[BOOKデータベースより]
稲作のマツリから始まったヤマト朝廷、「鬼神道」を事とする卑弥呼の正体、古文献や金石文に現れた朝鮮半島との深い関わり、巨大墳墓を残した河内王朝の「国」意識、ヤマトタケル伝承と地方平定への道筋、葬られた王朝・北ツ海と出雲文化圏…縄文以前から国家としてのシステムが整う天武・持統朝まで、第一人者が展望する決定版通史。
第1部(列島文化のあけぼの;信仰の始原;マツリの展開)
第2部(倭人の軌跡;邪馬台国と女王卑弥呼;倭・大和・日本)
第3部(ヤマト王権の展開;七支刀と広開土王陵碑;倭の五王と)
第4部(王族将軍の派遣;出雲と北ツ海文化;葛城と吉備;筑紫と東国)
「中国・朝鮮との関係を見つめ、記紀神話の敗者に寄りそう――弱い者の立場に立つ“上田史学”の集大成」古代史とは「日本」の深層を探ること――日本という国号はいつ成立したのか? 大王家はなぜ天皇へと変わったのか? 万世一系に断絶はなかったのか? そして最大の謎、『古事記』は果して偽書なのか? 縄文以前から国家としてのシステムが整う天武・持統朝まで、通史として俯瞰し見えてくる新たな歴史像!
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「私の古代史研究は天皇とは何かを問うことから始まった」――縄文から天武・持統朝まで、新たな視点で俯瞰し見えてくる日本の深層。