[BOOKデータベースより]
レオナルド・ダ・ヴィンチが、67年の生涯のうち、およそ40年もの年月をかけて取り組んだのが、解剖学研究でした。本書では、あるときは実地解剖を、あるときは机上の思索をもとに、入念に記された「解剖手稿」をひもときます。現存する約3800紙葉のなかから、特筆すべき成果の記された、しかも美しい頁を精選し、平明な解説を加えました。時代を遙かに先取りした発見あり、荒唐無稽な空想あり、惜しくも真実の解明には至らなかった考察あり…。1葉1葉を仔細に眺め、「解剖学者」レオナルドの視線を辿ってゆきましょう。時空を超えた知の冒険が、いま、はじまります。
レオナルド解剖学の軌跡(冒険の始まり「最も崇高で美しい」頭蓋骨;「空想解剖図」を描く;百歳の老人を解剖する;人体を美しく図解する「解剖手稿A」;心臓という難問)
レオナルド解剖学を「追試」する(眼球―なぜ水晶体に気づかなかったのか;大動脈弁―500年後の証明;気管支循環―500年後の異論;性交解剖図―現代の後継者たち)
ダ・ヴィンチが67年の生涯のうち、40年もの年月をかけて取り組んだ解剖学研究。実地や思索をもとに入念に記された「解剖手稿」の中から、特筆すべき成果の記された美しい頁を精選。詳細・平明な解説を付す。
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