- ナイフ
-
- 価格
- 825円(本体750円+税)
- 発行年月
- 2000年07月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101349138
[BOOKデータベースより]
「悪いんだけど、死んでくれない?」ある日突然、クラスメイト全員が敵になる。僕たちの世界は、かくも脆いものなのか!ミキはワニがいるはずの池を、ぼんやりと眺めた。ダイスケは辛さのあまり、教室で吐いた。子供を守れない不甲斐なさに、父はナイフをぎゅっと握りしめた。失われた小さな幸福はきっと取り戻せる。その闘いは、決して甘くはないけれど。坪田譲治文学賞受賞作。
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重松清作品は私自身がそこそこ読んでいて好きだったのと、児童書だからという理由で、中身も知らずに、読者から離れつつある中1の息子に勧めたんですけど、テーマが重い。そして、登場人物が病んでる作品でした。
息子の感想は、「重い、しんどい、辛い、最後はもう何も感じない。虚無(笑)」だそうです。
でも、読み出したら数日かけて最後まで読み切ったので、読ませる力がある作品なんだなと思いました。
私も息子の後で読みましたがなかなかしんどい。一気読みは無理ですね。でも、多感な時期にこの作品に触れてさまざまな視点に立っていじめを見て感じて、考えるきっかけを与えてくれる作品だと思います。(lunaさん 30代・大阪府 男の子13歳)
【情報提供・絵本ナビ】