- 流しのしたの骨
-
- 価格
- 693円（本体630円＋税）
- 発行年月
- 1999年10月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101339153
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 去年の雪
-
価格：792円（本体720円＋税）
【2023年02月発売】
- シェニール織とか黄肉のメロンとか
-
価格：1,870円（本体1,700円＋税）
【2023年09月発売】
- 川のある街
-
価格：1,870円（本体1,700円＋税）
【2024年02月発売】
ユーザーレビュー （3件、平均スコア：5）
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
-
ほんらぶキャンペーン
-
「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【きっかけの1冊】 この本に出会ったのは、中学生のとき。その頃の私は、小学生のときに読んでいたような本ではなくて、もう少し大人っぽい本が読みたいと思っていた。だけど、何を読めば良いのかわからない。そんなある日、ファッション雑誌をめくっていると、おしゃれな人のバックの中身を特集をしているページがあった。その中にこの本が写っていた。小さい写真だったのになぜか目に飛び込んできた。可愛らしい表紙に不釣り合いな「骨」という不穏な言葉。興味をそそられた。一体この本にはどんなことが書いてあるんだろう。居てもたってもいられなくなった私はすぐに書店に行ってこの本を買い求め、読み始めた。読み始めてすぐに思った。「私が求めていたのはこういう本だ」と。ちょっと変わっている、だけど愛すべき六人家族の優しい物語。水を飲むように言葉がスルスルと入ってくる。その時の私は完璧に江國さんが紡ぎだす言葉、物語にハマっていた。新しい世界の扉を開いた私は、水を得た魚の如く読書にのめり込んでいき今に至る。
-
ほんらぶキャンペーン
-
「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
中学生のころからなんども読み返してる本
-
でこ
-
恋愛がしたくなる。
姉の結婚生活、母のペット、自分自身のささやかな恋愛。
日常の何気ない出来事も、江國さんの手にかかればすばらしく優しい特別なことに思えてしまう。
江國さんの女性らしいふわっとした文章、大好きです。
のマークが目印です。
[BOOKデータベースより]
いまはなにもしていず、夜の散歩が習慣の１９歳の私こと子、おっとりとして頑固な長姉そよちゃん、妙ちきりんで優しい次姉しま子ちゃん、笑顔が健やかで一番平らかな‘小さな弟’律の四人姉弟と、詩人で生活に様々なこだわりを持つ母、規律を重んじる家族想いの父、の六人家族。ちょっと変だけれど幸福な宮坂家の、晩秋から春までの出来事を静かに描いた、不思議で心地よくいとおしい物語。