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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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HonyaClub.comアンケート
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「感動した本・映画・音楽」レビューコメント
この作品は私が高校生だった頃、新聞に連載されており、毎日読むのが楽しみでした。藤原道長が主人公で、この作品のおかげでこの時代に興味を持つことが出来ました。兄弟の中で一番凡人だった道長が平衡感覚を失わず、貴族社会の最高位までのぼりつめていくのを興味深く読ませていただきました。永井さん以外の作家が同時代を書かれたものもよみましたが、私はこの作品が物語としては一番引き込まれて読みました。(fuku/女性/40代)
[BOOKデータベースより]
藤原兼家の三男坊に生まれた道長は、才気溢れる長兄道隆、野心家の次兄道兼の影に隠れ、平凡で目立たぬ存在であった。しかし姉詮子の後押しで左大臣の娘倫子と結婚して以来運が開け、いつしか政権への道を走り始める―。時代の寵児藤原道長の生涯を通し、表面は華やかな王朝の、裏に潜む様々な葛藤と、“王朝カンパニー”とも言うべき素顔の平安朝をあざやかに照らし出した力作長編。