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- 百年前の山を旅する
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- 価格
- 693円(本体630円+税)
- 発行年月
- 2014年01月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101253213
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[BOOKデータベースより]
「鯖街道」と呼ばれる若狭から京都へと続く山道。担ぎ屋は灯りも持たず一昼夜で駆け抜けたという。著者は現在のルートより短距離で一直線だが、はるかに急峻な古道を探し、テントも燃料も持たず、草鞋を履きその道を辿る。現代の山行はテクノロジーの進化で、自然と闘い、溶け込む、本来の行為から遠くなった。奥多摩、北アルプス、奥秩父―登山の原点を見つめたサバイバル紀行。
奥多摩・笹尾根縦走―一〇〇年前の装備で山に入る
奥秩父・笛吹川東沢溯行―日本に沢登りが生まれた日
北アルプス・奥穂高岳南稜登攀―ウェストンの初登攀をたどる
若狭〜京都北山・小浜街道針畑越―鯖街道を一昼夜で駆け抜ける
北アルプス・白馬岳主稜登攀―「ある登攀」を追いかけて
北アルプス・小川温泉〜鹿島槍ヶ岳―黒部奥山廻りの失われた道
北アルプス・鹿島槍ヶ岳北壁登攀〜八峰キレット縦走―火を持ち歩くということ