- ローマ人の物語 21
-
新潮文庫 しー12ー71
危機と克服 上
- 価格
- 539円(本体490円+税)
- 発行年月
- 2005年10月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101181714
[BOOKデータベースより]
失政を重ね帝国に混乱をもたらしたネロが自死した翌年(紀元69年)、ローマには三人の皇帝が現れては消えた。ガルバ、オトー、そしてヴィテリウス。初代皇帝アウグストゥスの血統ではない彼らに帝国の命運が託されたが、傲岸、生硬、怠惰という各人の性格に由来する統治力のなさが露呈、いずれも短期間で破滅した。さらにその間、軍団同士が争う内戦状態に突入し、帝政始まって以来の危機的状況に陥る。果たしてローマ人はこれをいかに乗り越えたのか。
第1章 皇帝ガルバ(在位、紀元六八年六月十八日‐六九年一月十五日)(ネロの死が、ローマ人に突きつけた問題;人心掌握の策;協力者人事;ヴィテリウス、皇帝に名乗りをあげる;ガルバ殺害)
第2章 皇帝オトー(在位、紀元六九年一月十五日‐四月十五日)(人間オトー;「ライン軍団」対「ドナウ軍団」;武力衝突に向けて;大河ポー;「第一次ベドリアクム戦」;オトー自死)
第3章 皇帝ヴィテリウス(在位、紀元六九年四月十六日‐十二月二十日)(敗者の処遇;シリア総督ムキアヌス;エジプト長官アレクサンドロス ほか)
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