- 在庫状況:在庫あり(1〜2日で出荷)
- 左京・遼太郎・安二郎見果てぬ日本
-
- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2023年02月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101044712
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 見果てぬ日本
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2015年11月発売】
- 完全読解司馬遼太郎『坂の上の雲』
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2022年03月発売】
- 言葉が見る夢
-
価格:3,300円(本体3,000円+税)
【2020年07月発売】
- 三島由紀夫は何を遺したか
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2020年11月発売】
- 寺山修司の一九六〇年代
-
価格:7,480円(本体6,800円+税)
【2020年03月発売】
[BOOKデータベースより]
「大破局」を描いた作家小松左京は、夢の大阪万博に何を見たのか。モンゴルの草原に憧れた司馬遼太郎のロマンと、本質的悲劇とは。笠智衆を選んだ名匠小津安二郎。その静かなる戦いと、いつかくる「最後の五分」に込めた覚悟とは。鮮やかな着眼で巨匠たちの思考を読み解きつつ、日本の過去・現在・未来を浮かび上がらせていく。この国の断面を明らかにする画期的評論!
第1部 この国に真の終末観を―小松左京・未来への総力戦(「万博病」に取り憑かれた頃;『未来の世界』が描きだした至福;戦後産業文明の司祭として ほか)
[日販商品データベースより]第2部 島国の超克、漂泊者の夢―司馬遼太郎・過去へのロマン(騎馬民族の世界、農耕民族の世界;教条主義者より自由な放浪者として;日本が嫌いな歴史家の「遠いまなざし」 ほか)
第3部 持たざる国の省力法―小津安二郎・現在との持久戦(「雲をつかむような、棒杭を抱いているような」人間;銃後の黒澤と前線の小津のあいだの深い河;典型的「ぬうぼう」、笠智衆を選んだ理由 ほか)
「大破局」を描いた作家小松左京は、夢の大阪万博に何を見たのか。 モンゴルの草原に憧れた司馬遼太郎のロマンと、本質的悲劇とは。笠智衆を選んだ名匠小津安二郎。その静かなる戦いと、いつかくる「最後の五分」に込めた知られざる覚悟とは……。鮮やかな着眼で巨匠たちの思考を読み解きつつ、日本の過去・現在・未来を浮かび上がらせていく。この国の大きな断面を明らかにする画期的評論!