- 神の子どもたちはみな踊る
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- 価格
- 693円(本体630円+税)
- 発行年月
- 2002年03月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101001500
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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HonyaClub.comアンケート
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「新生活に役立つ本」レビューコメント
【テーマ:一人暮らし】村上ワールドに登場する人物の多くは、孤独に、でも淡々と日々を生きていて、生きる活力や新たな挑戦に背中を押してくれる訳ではないのですが、癒される事が多いと思います。本書は阪神大震災後の人々の「内なる廃墟」を描いた短編集で、その中の「タイランド」の「その人は死んでいません・・(中略)傷一つ負っていません。それはあなたの望んだことではなかったかもしれませんが、あなたにとってはまことに幸運なことでした。自分の幸運に感謝なさい。」「夢を待つのです・・(中略)今は我慢することが必要です。言葉をお捨てなさい。言葉は石になります。」のくだりは、仕事や恋愛にいき詰まり一人暮らしを始めた当時の私に、静かな力をくれました。(margaret/女性/40代)
[BOOKデータベースより]
1995年1月、地震はすべてを一瞬のうちに壊滅させた。そして2月、流木が燃える冬の海岸で、あるいは、小箱を携えた男が向かった釧路で、かえるくんが地底でみみずくんと闘う東京で、世界はしずかに共振をはじめる…。大地は裂けた。神は、いないのかもしれない。でも、おそらく、あの震災のずっと前から、ぼくたちは内なる廃墟を抱えていた―。深い闇の中に光を放つ6つの黙示録。