[BOOKデータベースより]
ワインに秘められた「極上の物語」がいま開かれる!巻末・本書に登場したワイン情報。
01 わかちあう悦び(幸せの黄色いラベル―グレース・ケリーと「夫婦の絆」;神の賜物―ルイ14世と「幼子イエスのブドウ畑」;もうひとりの英雄―ナポレオンと「友情のワイン」)
02 心の痛みが消えるまで(世にも美しい「気つけ薬」―シャネルと「孤独の悲しみ」;小さな薔薇の記憶―サン=テグジュペリと「永遠の少年」;異邦人の「救世酒」―藤田嗣治と「感謝の祈り」;「憂いを払う」という名のシャトー―ボードレールと「憂鬱なる魂」)
03 終わりよければすべてよし(大成功か大破滅か―コッポラと「カリフォルニアのルビコン」;華麗なる逆転劇―ポンパドゥール夫人と「赤い復讐」;強き者、汝の名は「母」―マリア・テレジアと「黄金の不老薬」)
04 栄光に包まれて(「かわいい」の王国―マリー・アントワネットと「モードの女王」;勇者の時代―チャーチルと「不屈の精神」;天才の引力―モーツァルトと「最高のパートナー」;悪魔を「星」に変えた修道士―ペリニヨン修道士と「神の祝福」)
05 魅力あふれる名脇役(「ベルばら」的ワイン考察―オスカルと「地上のヴィーナス」;元祖ボンドガール―007と「男前なレディーたち」;ワイン選びのバイブル―「三銃士」とスタイリッシュ・ワイン)
幸せな時間を大切な人々と共有するための本
ワインは、近しい人々と語らう親密な時間を豊かに演出する魔法の飲み物です。
本書は、実際に購入可能な比較的一般的で知名度の高いワインの中から、歴史的なエピソード(フィクションを含む)を持つワインを、産地や品種、醸造所別などの一般的な分類ではなく、「ワインが秘めた物語」別に紹介。
フランスのシャンパーニュ騎士団よりシュバリエ(シャンパーニュの騎士)の叙任を受けた著者の、軽やかな語り口の裏に潜むまっすぐな愛情によって固い薔薇の蕾が柔らかく開くように明かされていく、ひとつひとつのワインがその内奥に秘めたとびきりの物語。そしてそれらの物語を薫り高く、美しくも艶やかに彩る、鬼才・宇野亜喜良のエスプリあふれるイラスト。黄金の雫のように芳醇で、しかも爽やかな両者のハーモニーが、読者を魅惑の世界へ誘います。
読めば心に灯がともり、思わず誰かに話したくなる、美味しいワインが飲みたくなる。幸せな時間を大切な人々と共有するためのヒントが得られるワイン・ブックです。
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