- 京都伏見は水神さまのいたはるところ 藤咲く京に緋色のたそかれ
-
- 価格
- 682円(本体620円+税)
- 発行年月
- 2022年05月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784086804462
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[BOOKデータベースより]
祖母の神社を手伝いながら、大学院生として民俗学の研究をしているひろ。ある日、ひろが偶然持ち帰った掛け軸に描かれた藤の花と赤毛の山犬を目にした白蛇の化身シロは、遠い昔の記憶を思い出し語り始める。それはかつてシロが「指月」と呼ばれ水神として畏れられていたころの物語…。時を超えてシロがどう生きたか…その秘密が明かされる、人気シリーズ番外編!
[日販商品データベースより]祖母の神社に寄せられる、水にまつわる相談事の解決を手伝いをしながら、大学院生として民俗学の研究をしているひろ。
ある日、ひろが偶然持ち帰った一幅の掛け軸を広げると、そこには美しい藤の花と、燃えるような赤い毛並みを持つ山犬の絵が描かれていた。
掛け軸を目にした白蛇の化身シロは、遠い昔の記憶を思い出し、ひろに語り始める。
それは、シロがかつて京都南にあった「巨椋池」の龍神で「指月」と呼ばれ、畏れられていたころのこと。
東山に棲み、炎を喰らったという山犬「夕暮丸」と、美しい藤の化身「雨藤」との交流の物語・・・・・・。
平安時代、江戸時代中期、幕末、現代と時をこえて、水神シロがどのように生き、どのように彼らの「心」を愛していたか。
美しくも切ないシロの記憶が明かされる、人気シリーズ番外編。