[BOOKデータベースより]
幕末の混乱の中で皇位に就いた一六歳の少年は、いかにして「建国の父祖」の一員へと成長したか。京都を離れて江戸城跡に新宮殿を構え、近代憲法にその存在を規定された天皇の政治への意思とは。神道の主宰者にして「欧化」の象徴であり、巡幸と御真影でその姿を見せ続け、国民国家の形成とともに「万国対峙」を追求した「我らの大帝」の時代を描く。
序章 欧化と復古を生きた「大帝」
第1章 小御所会議の「幼冲の天子」
第2章 京都の天皇から東京の天皇へ
第3章 明治憲法と天皇
第4章 立憲君主としての決断
第5章 万国対峙の達成
終章 君主の成長と近代国家
幼冲の天子から、「我らの大帝」へ…。神道の主宰者にして、「欧化」の象徴であり、巡幸と御真影でその姿を見せ続け、国民国家の形成とともに「万国対峙」を追求した「我らの大帝」の時代を描く。
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「近現代史<明治・大正>」レビューコメント
幼くして宮中の保守的な侍補や儒家、女官の影響下で軟弱に育った頑迷な少年が、西郷、大久保、長じては伊藤博文が描いたグランドデザインに基づいてその怠惰で放恣な性格を矯正し、鉄漿白粉袴束帯の和装から軍服をまとった帝国の指導者へと変身していく姿は感動的です。(suruga_japan/男性/30代)