- 墜落遺体
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御巣鷹山の日航機123便
講談社+α文庫 G55・1
- 価格
- 869円(本体790円+税)
- 発行年月
- 2001年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062565158
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ユーザーレビュー (4件、平均スコア:5)
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HonyaClub.comアンケート
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「怖い本」レビューコメント
夏がくると思い出す‥日航御巣鷹墜落の壮絶な遺体確認現場のドキュメント。当時を知っている人も知らない人も風化により忘れていくことが怖いことと感じよう。(T/男性/50代)
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HonyaClub.comアンケート
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「近現代史<昭和・平成>」レビューコメント
昭和の時代に起きた、航空機史上最悪の墜落事故の遺体検死模様等を綴った一冊。想像を絶するノンフィクションストーリーは、涙無しでは読めません。(カボス/女性/30代)
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
タイトルにインパクトがあるが、内容はよりリアルにインパクトだ。書かれていることは日本航空123便が御巣鷹の尾根に墜落し、最後の一人まで間違えなく、ご遺体を渡すことに尽力した捜査関係者・医師などと、そして「悲しみ」「悔しさ」「無力感」を覚える遺族たちの模様を記している。本作品は主に検死(検視ではない)した者の遭遇したことが記述されており、当時の壮絶さが伝わる。所謂、「おばけ」に関しても記述もあり、人の優しさにも出逢える本でもある。ただ、圧倒的に悲しい感情が強く残る本である。もし、自分の家族に同じような事故が起きたらと思うとより、この世界にのめりこめる。
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
ショッキングなタイトルに想像力をかきたてられ最初は好奇心から読んでみたいと思ったのがきっかけでした。520人が一瞬にして命を亡くした日航機墜落事故。地元県警から身元確認責任者として任命された著者。127日かけてどんな小さな離断遺体も遺族の元に届けた著者の、それこそ命を削る渾身の捜査。そこに書かれている真実は想像を凌駕し、好奇心を粉砕して、読む者に命の尊厳とは?という問いが投げかけられる。御霊と生者の間で交わされる不思議な霊験の数々にも真実味を帯びて納得してしまう。一級のノンフィクションとしての作品力も兼ね備え、事故後13年もたって書かれた(書くのに13年かかったとも言える)とは思えないほどリアルで、あの夏の日の遺族や身元確認に携わった人々の流れる汗や涙の粒が熱を帯びて感じられる。読んでよかったなと思うのは、こんなに多くの悲しすぎる死を知ることで自分の小さな命が何より大切に思えたこと。軽んじてはいけないということ。生きることがつらいと思っているなら、読んでほしい1冊。
[BOOKデータベースより]
1985年8月12日、群馬県・御巣鷹山に日航機123便が墜落。なんの覚悟も準備もできないまま、一瞬にして520人の生命が奪われた。本書は、当時、遺体の身元確認の責任者として、最前線で捜査にあたった著者が、全遺体の身元が確認されるまでの127日間を、渾身の力で書きつくした、悲しみ、怒り、そして汗と涙にあふれた記録である。
第1章 出動命令
[日販商品データベースより]第2章 大量遺体
第3章 最初の遺体確認
第4章 悲しみの体育館
第5章 看護婦たちの胸の内
第6章 指紋、歯が語る
第7章 身を粉にした医師の仕事ぶり
第8章 遺体の引き取り
第9章 過酷な任務
第10章 極限の日々
第11章 最後の最後まで
520人全遺体の身元確認した責任者が語る「遺族の極限の悲しみ、想像を絶する修羅場」を描きつくしたと、朝日新聞等で絶賛されたベストセラー、待望の文庫化。確認までの127日間が鮮烈に描きだされる