[BOOKデータベースより]
職務において冷徹非情、若くして執政の座に昇った桐谷主水。かつて派閥抗争で親友を裏切り、いまの地位を得たと囁かれている。三十半ばにして娶った妻・由布は、己の手で介錯した親友の娘だった。互いに愛情が芽生えはじめた頃、由布の弟・喬之助が仇討ちに現れる。友の死は己の咎か―。足元はにわかに崩れ、夫婦の安寧も破られていく。すべての糸口は十年前、主水と親友を別った、ある“事件”にあった。誰もが一度はあやまちを犯す。人は、そこからどう生きるのか。峻烈な筆で描き出す、渾身の時代長編。
[日販商品データベースより]職務において冷徹非情、若くして執政の座に昇った桐谷主水。かつて派閥抗争で親友を裏切り、今の地位を得たと囁かれている。友を陥れてまで、己は出世を望んだのか。最上の哀切と感動が押し寄せる著者最高傑作。
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友を蹴落としてまで、己は出世を望んだのか――。組織のしがらみを生きる者の苦悩と哀切。過ちを犯した若き執政の再生の道は?