[BOOKデータベースより]
彗星のように駆けぬけた著者のまぼろしの作品がついに刊行!よみきかせ3歳ごろから、ひとりよみ5歳ごろから。
[日販商品データベースより]今日はうめじいのたんじょうび。ところで、うめじいって、いくつなんだろ? 100さい? 200さい?? 1000さい!?
浅漬けきゅうりや、たくあんや、らっきょう漬けや千枚漬けが、梅干しのうめじいをかこんで、たんじょうびを祝います。
2005年に講談社絵本新人賞受賞作『おもちのきもち』でデビューをして、またたく間に人気絵本作家となりつつも、2009年に急逝したかがくいひろし。この作品は2004年の講談社絵本新人賞佳作受賞作。デビュー以前に作られた作品ですが、“かがくいひろし絵本”に特有の、あらゆるものへのあたたかい目線があふれています。子どもも大人も笑顔になれる、ゆかいな絵本。
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「だるまさんシリーズ」などで大人気のかがくいひろしさんが絵本作家デビュー前に描いた絵本。講談社絵本新人賞に応募し、2004年度に佳作入賞した作品です。長年“幻の絵本”でしたが、10年以上の時を経て出版されました!きょうは梅干のうめじいのたんじょうび。浅漬けきゅうりとたくあんがひょっこり道で出会い、うわさばなしをはじめます。「ねえねえ、きょうは うめじいの たんじょうびだよね」「うめじい なんさいだか しってる?」「うわさじゃ 200さいだってさ」「えー すごい」しかし双子のらっきょうは「500さいだって」千枚漬けは「1000さいづけ」と、だんだんすごいことに……。本当は何歳になったのか、みんなでうめじいに聞きにいくのですが……?おもち、やかん、だるまなど、和風のキャラクターがいつも愛らしさ満点のかがくいひろし作品。その原点ともいうべきこの作品、もちろん期待を裏切りませんよ。登場するのはみーんなお漬物。梅干し、漬物石、浅漬けきゅうり、たくあん、らっきょう、千枚漬け!それが可愛い姿で、いきいきとおしゃべりしてくれるのですから、もうたまりません。しわしわ顔の表情豊かなうめじいにほのぼの。みんなのずっこけぶりにニヤニヤ。お祝いのろうそくをフーー!と吹き消す、迫力たっぷりのうめじいも見どころですよ!おじいちゃんやおばあちゃんと話をしながら、家族で一緒に楽しみたい絵本。何年生きてきたかわからないうめじいは、「トーテンポー」「ウッスラペン」と不思議な“うめことば”を話します。みなさんも、おじいちゃんやおばあちゃんの言葉に耳をかたむけて、若い頃の話を聞いてみてくださいね。ユーモラスでゆかいな会話、あたたかさに満ちた絵。時が経ち味わいを増していく人やものへの、かがくいひろしさんの愛情が感じられる絵本です。
(絵本ナビライター 大和田佳世)
うめじい、、、なんだか独特の言葉を喋ります。子供たちはうめじいの言葉を聞くだけで笑っていました。千枚漬けが、千才?、という、ちょっとずつ隠された駄洒落にはまだ気づかないようですが、うめじいの強烈なキャラクターを子供たちは気に入ったようです。(ままmamaママさん 30代・埼玉県 女の子9歳、女の子5歳、男の子3歳、女の子0歳)
【情報提供・絵本ナビ】