- 闇の歴史、後南朝
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後醍醐流の抵抗と終焉
角川文庫 角川ソフィア文庫 Iー114ー1
- 価格
- 858円(本体780円+税)
- 発行年月
- 2013年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784044092085
[BOOKデータベースより]
六十年におよぶ南北朝動乱。両朝合体後、皇位迭立を阻まれ、歴史の表舞台から姿を消した旧南朝の皇胤たちは、いかなる運命をたどったのか。陰謀に巻き込まれる者、再興の志を持つ者、さらに、三種の神器のひとつ、神璽を奪い去る事件をひきおこす者まで現れたのである。室町幕府の抱える矛盾や天皇家の闇を、少ない史料を丹念に集め実証。近・現代史にも影を落とすその歴史に光をあてる。新知見を盛り込んだ後南朝史の決定版。
序章 後南朝とは
第1章 南北合体、一天平安
第2章 後亀山法皇とその周辺
第3章 南朝皇胤と室町幕府
第4章 禁闕の変
第5章 長禄の変
終章 後南朝の終焉
六十年におよぶ南北朝動乱。両朝合体後、皇位迭立を阻まれ、歴史の表舞台から姿を消した旧南朝の皇胤たちは、いかなる運命をたどったのか。陰謀に巻き込まれる者、再興の志を持つ者、さらに、三種の神器のひとつ、神璽を奪い去る事件をひきおこす者まで現れたのである。室町幕府の抱える矛盾や天皇家の闇を、少ない史料を丹念に集め実証。近・現代史にも影を落とすその歴史に光をあてる。新知見を盛り込んだ後南朝史の決定版。
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南北朝合体の後も旧南朝勢力は、室町幕府の抱える諸矛盾と結びつく形で再起を図り続けた。史料実証の立場から可能な限りの関係史料を収集し、その「闇」を明らかにする。後南朝の歴史に光を当てた好著。