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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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「おすすめ平安・奈良時代の本」レビューコメント
同僚女房などの悪口、ライバル清少納言への辛口評価など、女性ならではの日記が同じ女性からみるととても面白く感じました。
どの時代でも、同性に対してのやっかみはあるんだなと思わされました。
現代語訳がついているのでとても読みやすかったです。(たま子/女性/20代)
[BOOKデータベースより]
紫式部が、藤原道長の娘、中宮彰子に仕えた際の回想録。史書からは窺えない宮廷行事の様子もわかり、道長が全権を掌握する前夜という緊張に満ちた状況下での記述が興味深い。華麗な生活から距離を置く紫式部の心理や、実務をこなせない同僚女房への冷静な評価、ライバル清少納言への辛口批評などが描かれる。精密な校訂による本文、詳細な注、流麗な現代語訳、歴史的事実を押さえた解説で、『源氏物語』の背景を伝える日記のすべてがわかる。
出産の秋、到来―中宮の姿
[日販商品データベースより]朝霧の中の贈答―道長の威風
しめやかなる夕暮れ―若き頼通の雅
八月―待機する貴顕たち
八月二十六日―若宮乳母の美しさ
九月九日朝―中宮の母倫子の気遣い
九月九日夜―兆し
九月十日―御産始まる
九月十一日未明―大事を見守る人々
九月十一日午の刻―男子誕生〔ほか〕
紫式部が、藤原道長の娘、中宮彰子に仕えた際の回想録。史書からは窺えない宮廷行事の様子もわかり、道長が全権を掌握する前夜という緊張に満ちた状況下での記述が興味深い。華麗な生活から距離を置く紫式部の心理や、実務をこなせない同僚女房への冷静な評価、ライバル清少納言への辛口批評などが描かれる。精密な校訂による本文、詳細な注、流麗な現代語訳、歴史的事実を押さえた解説で、『源氏物語』の背景を伝える日記のすべてがわかる。