[BOOKデータベースより]
吹奏楽部というだけで、合唱コンクールの指揮者を任されてしまった早紀。内気な彼女が、個性的なクラスメイトとの関わりを通じて自分を解き放っていく。しかし本番直前、思わぬアクシデントが起こり…等身大の悩みを抱える中学生たちの成長をみずみずしく描く、音楽×青春物語。
[日販商品データベースより]「俺たちにも才能、あるんじゃね?」
「自分よりすごいやつがそばにいても、差を見せつけられても、それでも絶対めげない才能」
音楽が好きだが、とびぬけた才能はない中学1年生の早紀。引っ込み思案な彼女は本音をはっきり言うことができず、吹奏楽部では希望していなかったチューバを、クラスでは誰もやりたがらない合唱コンクールの指揮者を押しつけられてしまう。
朝の合唱練習に来ないバスケ部のエース・岳を筆頭に、はじめはモチベーションの低いクラスメートたちだったが、ピアノ伴奏を務める幼なじみの音心がそっと早紀の背中を押す。クラスの中心的存在である晴美や涼万も、少しずつその想いに応えはじめる。バラバラだったクラスが、ひとつの歌に向かってまとまっていく。しかしコンクール本番を目前にして、思わぬアクシデントが起こり……。
仲間とともに何かをつくりあげる達成感、悩みもがきながらも自分の中の「本音」に向き合う中学生たちの内面、みずみずしい人間ドラマをまっすぐに描いた、珠玉の成長物語。
カバーイラスト/丹地陽子
★推薦コメント
質の高い読書経験で、生きた言葉を身につけられる一冊。
ーー国語専門塾主宰 南雲ゆりか
迷いや焦りさえも輝き出す。彼らの歌がまっすぐに胸に響いた
ー宮下奈都(『羊と鋼の森』『よろこびの歌』著者)
自分らしさを見つけることの難しさと尊さを見つめた青春小説
ー朝比奈あすか(『君たちは今が世界』『翼の翼』著者)
思春期には悩みが色々あるけれど、この物語が大丈夫って教えてくれる
ーひこ・田中(『お引越し』著者)
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この本を読ませて頂いて、とても感動しました。これは何よりも勇気を与えくれるお話だからです。この本の主人公は中学生ですが、どんなに時代が変わっても、人間というものはほんとに本質的に変わらないことを感じました。そして共感できるところがいっぱいあって、パワーをもらったと思います。素晴らしいお話です。(水口栄一さん 60代・大阪府 )
【情報提供・絵本ナビ】