- 君たちは今が世界
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- 価格
- 836円(本体760円+税)
- 発行年月
- 2021年07月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784041111529
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[BOOKデータベースより]
今の自分は仮の姿だ。6年生の杏美は、おとなしい友人に紛れて学級崩壊気味のクラスをやりすごし、私立中学に進学する日を心待ちにしている。宿題を写したいときだけ都合よく話しかけてくる“女王”香奈枝のことも諦めているが、彼女と親友同士だった幼い記憶に苦しめられ…。学校も家庭も、生きる世界を選べない子どもたちの葛藤と希望を描き、数々の入試問題に取り上げられた話題作に文庫書き下ろしの特別篇を加えた決定版!
[日販商品データベースより]「文ちん、やれるよな?」人気者とつるむようになってから、文也は自分がクラスの中心にいるような気分がする。担任の幾田先生は地味で怖くないし、友達と認定してくれるみんなと一緒にいるのが一番大切だ。ある日、クラスを崩壊させる大事件に関わってしまうまでは――。(「みんなといたいみんな」)
今の自分は仮の姿だ。六年生の杏美は、おとなしい友人の間で息をひそめて学級崩壊したクラスをやりすごし、私立中学に進学する日を心待ちにしている。宿題を写したいときだけ都合よく話しかけてくる”女王”香奈枝のことも諦めているが、彼女と親友同士だった幼い記憶がよみがえり……。(「こんなものは、全部通り過ぎる」)
学校も家庭も、子どもは生きる世界を選べない。胸が苦しくなるような葛藤と、その先にある光とは。
2020年、難関中学校の入試問題に数多く取り上げられた話題作に、文庫でしか読めない特別篇「仄かな一歩」を加えた決定版!